【女性登山者の悩み】富士登山の日に生理がきてしまいそうな時の対処方法

富士登山の日に生理がきてしまいそうな時の対処方法


富士登山の予定日は決まったけど、ちょうど生理がきてしまいそう。

女性登山者ならではの悩みではありますが、富士登山予定日に生理がきてしまわないか心配になる方は多いのではないでしょうか?

登山予定の女性
登山予定の女性

富士登山日と生理がかぶったら、どうすればいいの?

せっかくの富士登山ですし万全な体調で挑みたいですよね?

特に生理痛が重くて登山どころではない方は、無理はせずにあきらめることが重要です!

でも周りとの約束やどうしても予定変更が難しい場合は、それなりの準備をしてから挑みましょう。

この記事では、わたしの登山中に生理がきた話を踏まえながら、対処方法をお伝えします。
少しデリケートな話題にはなりますが、女性の方だけではなく男性にも知っておいて頂きたいです。

登山中に生理がきた話

登山中に生理がきた話

わたしは富士登山に向けての練習登山の最中に生理がきました。

確かに登山日と生理予定日が近かったので、もしかしたら生理がきてしまうかも?と思ってはいました。
普段から生理痛もそれなりにあり、体力にも自信がないので、登山できるか不安になりました。
でも、何人か同行者もいたので一度決まった予定をキャンセルすることに抵抗があったのです。

当日の朝は大丈夫だったのですが、途中でトイレに寄った時に生理がきたことに気付いて焦りました。

当時のわたしの状況
  • 生理用品は持っていませんでした
  • 少し腹痛もありました
  • 同行者は全員男性だったので言いづらい状況でした

幸い生理1日目だったので出血量も多くなく、持参していたティッシュを重ねて対処しました。
血が漏れないかは、かなり気になりました。
体調のほうは動けない程の腹痛ではなかったので、無理はせずこまめに休憩をとりながら登り切りました。
男性の同行者には生理がきたことは言えなかったです。

あねもね
あねもね

登山は無事に終えたものの、なんとなく辛い気持ちが残ってしまいました。

では、どうすれば良かったのだろうと下記のように考えました。

  • そもそも生理予定日の登山は避ける!
  • 生理予定日ではなくても生理用品は持っていく!
  • 体調が悪化しそうなら早めにリタイアする!
  • 同行者に話してみる!

今回、登山中に生理がきてしまうという経験をしたわたしが考えた対処方法について詳しくお伝えします。

生理予定日の登山は避ける

登山を楽しむ

わたしは富士登山の予定日もちょうど生理予定日でした。

イベントごとと生理がなぜかよく被るんですよね……(-_-;)

わたしはルナルナというアプリで生理日を管理しているのですが、生理不順ではないので、ほぼ決まった周期で生理がやってきます。

初めての富士登山でただでさえ不安なのに、心配ごとを増やしたくないですよね?

下山した後に、なんだか身体が辛かったなあという気持ちが残るのもイヤです。

2ヶ月前からわかっていたことだったので、わたしは婦人科で中容量ピルを処方してもらい生理日を遅らせることにしました。

結果的にわたしはピルの副作用もなく、無事に生理日を遅らせることができました。

薬代は3,000円ほどかかりました。
ピルは副作用が出る場合もあり、薬が合う合わないなど個人差がありますので処方を希望される場合は必ず婦人科で相談してください。

以前、ピルを使って生理日を移動したことがある方などピルの使用に慣れている方は、この方法が一番安心できていいと思います!

わたしの初めての富士山登頂記はこちらの記事でご覧ください。

生理予定日ではなくても生理用品は持っていく

しかしながら、当日に突然生理がきてしまうことも考えられますので、「鎮痛薬」や「生理用品」も念のため準備していきましょう。

生理用品がかさばる場合は圧縮袋に入れていくといいです。
とはいえ、数個ですのでそんなに荷物にはならないと思います。
登山中は気軽にトイレに行けないことを考えると夜用のナプキンが安心ですね。

わたしはソフィのスポーツ用ナプキン特に多い昼用を使用しています。
登山以外でも運動や普段使いにも活躍しています。



気温がかなり下がるので、貼るホッカイロでお腹をあたためるのも効果的です。

アウトドア用の吸水サニタリーショーツもあります。
ナプキンのズレや蒸れなどを軽減してくれるので、生理中の登山でも安心です。

体調が悪化しそうなら早めにリタイアする

予定通りに登山しなければならない場合でも、無理は禁物です。
富士山のような標高が高い場所では、頭痛・吐き気・めまいなども起こりやすいです。
それに生理痛が加わります。

特に普段から動けないほど生理痛が重い方は、無理は絶対にしないほうがいいです。

逆に動いていて血流が良くなるからか、生理痛が抑えられる方もいらっしゃるようです。

いずれにせよ体調の悪化を感じたら、標高が高いところまで登る前に早めに見極めてリタイアしましょう。
また次回、登山計画を立て直せば大丈夫です。

同行者に話してみる

ひと昔前よりは生理=恥ずかしいことという風潮はなくなってきているとは思います。
しかしながら、特に男性には生理のことは話しづらいですし、同じ女性であっても個人差があることなので話しづらい場合もあります。
配偶者や家族、気の知れた友人ならまだ話せるとは思いますが、なかなか身体の辛さまでは理解しがたい部分もあるでしょう。

話せそうな相手・状況でしたら、話してしまうのも気が楽になると思います。

それによってペースを遅らせてもらう、休憩をこまめにとってもらうなどの配慮も受けやすくなるでしょう。
体調がすぐれない場合は、我慢せずに必ず誰かに伝えてください。

富士山のトイレ事情について

富士山のトイレは有料(100円~300円)です。

100円玉を多めに準備していったほうがいいです。
わたしは五合目(シャトルバス到着所の仮設トイレ)と九合目(バイオトイレ)の2回利用しました。
普通の水洗トイレとは違い、バイオトイレのところが多いです。

もちろん生理用品は捨てることができないので、持ち帰りの袋を持っていきましょう。

赤ちゃんのオムツゴミ持ち帰り用の防臭袋がおすすめです。

まとめ:生理中の富士登山は絶対に無理はしないで!

富士登山はとても体力を使います。
できれば万全の体調で不安ごとは少なくして登山を楽しみたいですよね。

特に不安が強い方や普段から生理痛が重い方は、わたしは生理中の富士登山は中止したほうがいいと思います。

それでも、どうしても行かなければならない場合は自分の体調と相談しながら、しっかりと準備をしていきましょう。

でも無理だけはしないように、安心して登山を楽しみたいですね。

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