ブログで使用したいドメイン名が、すでに誰かに取得されている!?
こんな経験はないでしょうか?
せっかくいいドメイン名を思いついたのに、また最初から考え直さないとならないですよね?
ドメイン名は後から変更ができないということもあり、ドメイン名で悩む人はとても多いのです。
ドメイン名で悩んでいて時間がどんどん過ぎてゆき、ブログ開設までなかなか至らないという方も多いと思います。
わたしは、ドメイン名で使用したい単語に少し手を加えることで、まだ取得されていないドメイン名を取得することができました。
わたしもドメイン名を決める際にかなり悩みましたので、自分の経験も踏まえながらドメイン名の決め方についての記事を書きました。
これからブログを開設する初心者の方がドメイン名を考える際のヒントになれば幸いです。
ドメイン名の決め方のルールや気を付けること
まず、一度決めたドメイン名は後から変更することはできません。
なので、適当に考えるのではなくしっかりと考える必要があります。
ドメイン名を変更したくなったら新しいドメインを取り直すことになってしまいますので、どうしても追加でお金や手間がかかってしまいます。
ブログでしたらブログの内容や運営者との関連性が明確になるドメイン名を考えるのが良いでしょう。
ブログタイトルをドメイン名にしてしまうのが一番簡単ですが、ブログを始めたばかりの初心者の方は特にブログのジャンルや方向性がまだ明確ではない方もいらっしゃると思います。
わたしもブログのジャンルが明確ではなかったので、ブログタイトルを考えるのでも悩み、ドメイン名を考えるのには1週間くらい悩みました。
ブログタイトルなら後から変更することもできます。
でもドメイン名は後から変更できないということもあり、ブログのジャンルが何になってもいいように、わたしは運営者名をベースにしてドメイン名を考えることにしました。
簡潔さと覚えやすさは実はそこまで重要ではない?
略語のような短いドメインが好ましいとされていますが、必ずしも長さにこだわる必要はないように思えます。
確かに短いと覚えやすかったり、手入力がしやすかったりという利点はありますよね。
でも、サイトにアクセスしたい時にドメイン名を暗記したり、URLを手入力したりする人は今では少ないように思えます。
今ではどちらかというとサイトにアクセスする時には、メールやSNSのリンクをクリックする方法やQRコードを読み込む方法が一般的ですよね。
また、ブログ名などで検索するという方法もあります。
ブログ名はありふれた名前ではなく、他と被っていない名前を付けたほうが自分のサイトを見つけてもらいやすくなりますね。
ドメイン名は短さにそこまでこだわる必要はないと思いますが、極端に長すぎるドメイン名はなるべく避けましょう。
「inumoarukebabouniataru」など、ことわざや格言のようなものをローマ字にしてドメイン名にすると、アルファベットの羅列になりさすがに読みづらいです。
2~3単語以上を組み合わせたような、文章のように長いドメイン名はやめましょう。
有名サイトと類似のドメイン名は避ける
ドメイン名を付ける前には、他と被っていないかや似ているドメイン名がないか必ず調べましょう。
特に有名ブランドのサイトなどと似たようなドメイン名を付けるのは好ましくないです。
ユーザーが有名サイトと誤ってアクセスしてしまうという事態は、トラブルになる可能性もありますので極力減らしましょう。
紛らわしい文字は入れない
数字の「0」と英字の「O」、数字の「1」と英字の「l」はかなり紛らわしいですね。
特に手書きで書いてあると判別が難しいことが多々あります。
たとえば「h0liday」や「on1y」など、英字と数字を組み合わせた単語はオリジナリティはあるかもしれませんが、ぱっと見だと見る人が間違えやすいのでやめておいたほうが無難です。
商標や著作権に注意する
使用したいドメイン名が他の企業や個人の商標や著作権を侵害しないように確認しましょう。
自分のドメイン名に好きな漫画やアニメのタイトル名を付けたくなる気持ちはわかりますが、必ず商標や著作権の問題が出てくるので避けましょう。
最悪の場合は、法的措置の対象となりドメインが停止となってしまいます。
トップレベルドメイン(.comなどの部分)は適切なものを選ぶ
トップレベルドメインは「.com」が一般的ではありますが、「.net」や「.jp」(.jpは日本国内に住所がある場合、取得可能)なども選択可能です。
ブログのジャンルと関連したドメインが好ましいです。
特に初心者の方や迷われる方は無難に「.com」を選択するのが間違いないと思います。
ドメイン名が空いているか確認する
ドメイン販売業者のサイトでは、空きドメインの検索が可能です。
もちろん検索だけでしたら無料ですのでご安心ください。
多くのドメイン販売業者はwebサイト上で、ドメインの空き状況を簡単にチェックできるツールを提供しています。
ドメイン販売業者で有名なのはお名前.comです。
お名前.comは国内シェアNO.1で500種類以上のドメインを取り扱っています。
「.cooking」や「.market」のような珍しいトップレベルドメインもありますよ。
一度、ドメインを検索してみることはドメイン名を考えるヒントになると思います。
ちなみに、ブログのドメイン名をSNSのアカウント名と同じにしたいという方もいらっしゃると思います。
https://namevine.com/というサイトでは、様々なSNSでドメイン名と同じアカウント名が利用可能か一括で調べることができます。
特にブログ運営ではTwitterを利用する方が多いと思います。
ブログのドメイン名とSNSのアカウント名を揃えたいと考えている方は、希望のアカウント名が取得できるかどうか忘れずに事前に調べておきましょう。
使用したいドメイン名が取得済だった場合
せっかく考えたドメイン名がすでに取得済ということも多いです。
残念ながらポピュラーな言葉などはすでに誰かが取得済の場合がほとんどです。
でもドメイン名をまた一から考え直すのも、結構大変ですよね?
ここでは、元々考えたドメイン名からアイデアをふくらませるヒントを紹介します。
同義語など似た意味の単語で考え直す
例えば「blog」という単語を入れたかった場合には、「note」や「log」などの類似の単語に変更してみましょう。
仕事だったら「work」や「job」があります。
元々思いついたドメイン名に近い意味の単語やキーワードを入れてみるのもいいですね。
わたしは類語などを調べる際によく「Weblio類語辞典」を利用していました。
複数のキーワードを組み合わせる
地域名や職業名などの固有名詞を追加するのもいいでしょう。
自分の好きな単語をプラスして入れるのもいいですね。
単語と単語の間にハイフンを入れてみると取得可能なことがあります。
例:anemone-tokyo、anemone-editor、anemone-starなど
しかし、ハイフンや数字はiphoneなどの入力パッドでも数字や記号への切り替えが必要です。
入力しにくいので、ドメインとして好ましくないという見解があります。
特に数字が入っているとスパムのように見えるため、サイトに対する信頼感も低下するそうです。
※Googel Domainsのページにも「数字やダッシュを含むドメイン名。数字やダッシュは入力しにくく、ウェブサイトやビジネスに対する信頼感を低下させる可能性があります。」と記載あり。
ハイフンや数字を入れるのは悪くはないけど、極力やめたほうが良さそうですね。
ハイフンを入れるのは良くないというのはあくまでの世界的な考え方のようで、日本のサイトではハイフンが入っているドメインも多いですよね。
SEOへの影響もないようなので、そこまで気にする必要はないかもですね。
単語を組み合わせて造語を作る
わたしがやったのは、元々の単語の語尾だけを文字って造語を作るという方法です。
わたしは「anemone」というドメイン名にしたいと思っていたのですが、アネモネは花の名前でもありますので、もちろん既に取得済でした。
なので、「anemone」と「nest」という単語を組み合わせて「anemonest」というドメイン名にしてみました。
Googleで検索しても全く同じ単語は出てきませんでしたので、オリジナリティはあると思います。
オリジナリティのあるドメイン名のようですね!
ところで、初めて考えたドメイン名はどうですか?
ドメイン取得をして1ヶ月ほど経過しましたが、ぶっちゃけあまり気に入ってはいません。
本当はもっと熟考したかったのですが、ドメイン名を考えるのだけで何日も費やしてしまったので、さすがに妥協しました!
レンタルサーバーを先に契約してしまっていたのも焦る原因となりました。
ブログを運営していくうちに色々なことがわかってくるので、ドメイン名に対する後悔の念も生まれてきやすいですね。
いつかドメインを増やす時が来るかもしれませんので、いい単語が思いついたらメモしておきたいです。
異なるTLD(トップレベルドメイン)の使用を検討する
ドットから左側のSLD(セカンドレベルドメイン)をどうしても変えたくない場合、ドットから右側のTLD(トップレベルドメイン)を変えてみるのもひとつの手です。
「.com」でダメなら「.net」などにしてみると取得しやすいと思います!
トップレベルドメインは多いサイトで400語ほどありますので、サイトテーマに合うようなものを選んでみるのもいいですね。
あきらめて新しいドメイン名を考え直す
それでも納得がいかない方は、少し時間がかかっても一から考え直すのも仕方ないかと思います。
ドメイン名は一度決めたら後から変更ができないので、自分が納得できるものを選択できるのが一番良いです。
とにかく後悔がないようにドメイン名を決めるようにしたいところです。
といっても、1ヶ月以上もドメイン名について考え続けているのはさすがに長いと思います。
ほどほどのところで妥協するようにしましょうね。
ドメインの取得方法
ドメイン取得方法は大きく分けて2つあります。
ブログを開設される方でしたら、レンタルサーバーの契約も必要ですので2の方法を利用する方が多いと思います。
ドメイン販売業者の料金表はしっかり確認する
「ドメイン名1円!」とうたっているドメイン販売業者をよく見かけます。
1円ならほぼ無料のようなものじゃないか!と焦って取得してしまうのは禁物です。
ドメインは2年目からは1円ではないので要注意です!
トップレベルドメインによっても料金が変わり、一般的な「.com」や「.net」などは2年目からはだいたい年額1,000円くらい~の料金ですが、「.jp」は年額3,000円くらい~と結構高くなります。
ドメインの更新費用のことも念頭に入れておき、ドメイン販売業者の料金表や契約内容などはしっかり確認しておきましょう。
レンタルサーバーと一緒にドメイン名もお得に取得できる!
大手のレンタルサーバーであれば、レンタルサーバーと一緒にドメインを取得することができます。
わたしはエックスサーバーでレンタルサーバーを契約しましたが、ドメインを1つ永久無料で取得できました。
つまり、わたしがエックスサーバーでサーバーを契約している限りはドメイン代は無料になります。
レンタルサーバーのサイトに書かれている申し込み方法をよくご覧の上、お申し込みください。
エックスサーバーでは、2023年9月8日(金)12:00まで「半額キャッシュバックキャンペーン」が行われています!今ならかなりお得にサーバー契約できますね!
わたしがエックスサーバーを契約して、お得で簡単にブログを開設した方法はこちらの記事でご紹介しています。
サーバー代だけでも月額1,000円ほどにはなりますので、ブログ初心者の方にはレンタルサーバーと一緒にドメインを取得する方法が良いと思います。
サーバーと一緒に契約の管理や更新ができるのが、初心者にはわかりやすくていいですね!
WordPressでのブログの開設もお得で簡単にできるので、エックスサーバーはおすすめです!
ちなみにエックスサーバーはXserverドメインというドメイン取得サービスも運営されています。
ドメイン名の取得だけを考えられている方は、先ほどご紹介したお名前.comと併せてご確認ください。
まとめ
初心者の方がブログを開設する時のドメイン名の考え方のヒントについて、わたしの実際の経験もまじえて紹介しました。
使いたいドメイン名が取得済だった時の新たなドメイン名の考え方についても記載しました。
特に、使いたいドメイン名が取得済だった時には、すでに考えついた単語があるはずです。
新たな単語を考え直すのではなく、考えついた単語を活用して考えてみましょう!
わたしはドメイン名で「使いたいなあ」と思った単語などがあれば、それをベースにして修正をくわえていくのが、よりスムーズでオリジナリティのあるドメイン名の決め方ではないかと思います。
ドメイン名で悩むのはとてもよくわかるのですが、初心者の方はブログを早く開設して記事を書くことを目指しましょう。
そのためには、ある程度のところでの妥協は必要だと思います。
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